北アルプスを間近に望む展望台へは、新穂高ロープウェイを利用する。
標高差1039mのロープウェイは、鍋平高原までを結ぶ第一ロープウェイと、さらに西穂高口へと延びる第二ロープウェイがある。
窓から見えるのは3000m級の山ばかり。
迫力のある景観は、思わず息を呑むほどだ。

ロープウェイ終点にある展望台からは、左手に笠ヶ岳、右に西穂高岳(2009m)を望む。
アルプスの稜線のなんと美しいことか。
数多くのトンネルをくぐり抜けてきた神岡鉄道の旅も、奥飛騨の温泉郷、北アルプスの大自然に達して終幕となる。

琵琶湖の東岸に位置する米原駅と日本海沿岸の直江津駅を結ぶ北陸の大動脈。
沿線には荒波が岩壁を洗う東尋坊、北陸屈指の温泉・加賀温泉郷、加賀百万石の城下町・金沢など名所・旧跡があまたある。
また、富山の「ますのすし」など有名駅弁がひしめくことでも知られる。
滋賀県の米原市から琵琶湖の東岸を北上し福井県の敦賀市に至り、福井平野を抜けて石川県へ。